2010年7月16日金曜日

あなたも、わたしも、vizimo!


今回わたしは、タイトルを「AKBox」に決めて、
「秋葉原」をテーマにvizimoの課題を進めてきました。

テーマ詳細としては、
「秋葉原が詰まったBox”箱”を落ちていき、新しい角度から秋葉原を体験する」
というものです。

3次元の仮想空間に、もうひとつ軸を落とし込んで、
地面の高低差で「時間軸」を表現しました。(縦横奥行き+高さ)で、疑似4次元になっています。

最初は、広いマップに秋葉原を再現して、そのままワープで時間を表現しようとおもっていたのですが、
現実をそのまま落とし込んでも面白くないなあと思ったので、
思い切って箱庭のようなBOXにぎゅっと濃縮する手法をとりました。


はじめ


















大事にしていたのがこの部分で、いかにプレイヤーを
仮想の秋葉原に「導入」するかを考えました。催眠術でも一番大事な部分ですよね。

画像で見てもわかるように、目立つ赤い「AKBox」という文字が浮かんでいます。
下に落ちていくと、それをなぞるように小さい文字が浮かんでいます。



ここを落ちていくと、
仮想空間AKBoxへの入りは完了です。
今気づきました!
これ不思議の国のアリスと同じ入り方ですね。

ここでは白いウサギじゃなくて
白い便器ですけど。







第一の箱は、現在の秋葉原です。
ここでは、1つモチーフとして、石丸電気(LAOX)のビルを選びました。



パンツに目がいっちゃうよね


このビルをエスカレーターで登っていくと、












車があります。





この車を乗って、ビル下に落ちてみましょう!
アクセルを踏んで壁に突っ込めば、下のBoxに落ちていけます!


落ちた先は…


線路!?

石丸電気の横を通る大きな通りの上には、山手線の緑色の高架があります。
私は秋葉原にそのビルの隙間から見える電車がとても印象にあるので、
これを「鉄道と交通のはじまり」のモチーフとして使いました。



次の箱に移るには、またミッションがあります。


フィールドをぐるぐるまわる環状線を

チョップでどうにか下におろして、(これがなかなか難しい!!!!)

中にあるスイッチに触れます。すると、箱が爆発して下に落ちることができます。

落ちた先は、戦後間もない秋葉原。

昔々の、秋葉原の基となった、ラジオ部品の闇市です。

秋葉原のはじまりを表現してみました。

この箱から落ちるミッションは、たらいの中に入ってバケツに触れることです。

たらいに入っても歩けるっておもしろいと思いませんか!

「未来の秋葉原」も作りたかったんですが、容量上限が来てしまったので断念しました…

「目が覚めると便器に座っている」

「車で空を落下する」

「たらいに入って歩く」

おもしろいアクションを入れ込みつつ、秋葉原の変遷を箱で表現する、AKBoxという作品でした。